エンディングノートを書いてないと相続人が困ります。

皆さん、こんにちは!
理事のファイナンシャルプランナーの松本です。

目次

エンディングノートの重要性

今回はエンディングノートの重要性について書いていきます。
エンディングノートというのはご自身の財産目録や意向、遺された遺族に向けた思いをまとめたノートです。

なんとなくエンディングノートは生前に書かないとなぁと思っている方がいるかもしれませんが、生前のうちにエンディングノートを記載すること必須です。

なぜかというとエンディングノートを書いていないと、財産の内容が分からず、亡くなった時に相続人がその財産を承認するか放棄するかの判断ができません。

例えば、被相続人(亡くなった本人)が定期預金100万円あり、事業を生前にされていて銀行からの借り入れが3000万円あったとします。
定期預金の存在を知っていた相続人は「100万円あるからこれを葬儀代にあてようと」と預金口座から引き出しして被相続人の葬儀代にあててしまったとしましょう。
この葬儀代にあててしまった行為はどうなるか?というと相続承認をしたとみなされます。
よって、借り入れしていた3000万円というローンも承認することになり借金まみれになります。

とても怖いですね。

相続するか放棄するか

被相続人が亡くなった時にまず相続人がすることは、その財産を相続をするか放棄するかの二択です。
この選択をするためにご自身の財産を遺族が分かってなかったらどうなるでしょう。
そうです。相続するか放棄するかの判断ができないのです。

知らないと危険です。

エンディングノートや遺言書は必須

よりスムーズに相続手続きをするためにエンディングノートや遺言で準備するのは必須です。
万が一の時はいつ起こるかわかりません。
できることを一つずつすることは大切なことですね。

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